About

一本の花で、人生が変わるかもしれない

花を飾ると、なぜだかほっとする。

その和んだ気持ちが少しのゆとりになって、

身の回りや言葉を整える。

身の回りや言葉が整えば、

自然と会話に笑顔が生まれる。

笑顔が生まれる空間は、とっても幸せ。

日々の暮らしに「ときめき」があれば、毎日がきらめく。

心ときめく、ばらを生み出そう。

國枝啓司 KEIJI KUNIEDA

1956年、滋賀県生まれ。
1976年に父である國枝 栄一が営む『國枝バラ園』に就農。
1981年、ヨーロッパ研修にて学んだ思想や技術をもとに育種家としての活動を開始。
今上天皇陛下、皇后陛下のご成婚時に献上した『プリンセスマサコ』や神戸元町のシンボルローズ「ときめき」なども作出。

2003年『Rose Farm KEIJI』を設立。
約40年に渡り生み出してきたオリジナル品種を『WABARA』と銘打ちシリーズ化。
「世界中のお花屋さんに並ぶばらを創りたい」という思いで始めた育種は、現在80種類にのぼり、世界各地のパートナー農園で栽培され、様々な国に出荷されている。

國枝健一 KENICHI KUNIEDA

1981年、國枝啓司の長男として生まれ、幼少よりばらに親しむ。
25歳で父が営む「Rose Farm KEIJI」に就農。その後、2014年に「Rose Universe co., ltd.」を立ち上げ、CEOに就任。
父の生み出すばらを「わばら」と名付けるとともに、わばらの世界観の構築のため栽培方法を一から見直し、父とともに理想のばらを追求する。
ばら農園の施設と風景、花を生み出すことから栽培、加工品を一つのストーリーで繋げるべく2017年に琵琶湖畔に農園を新設。
また、「WABARA」として、その哲学や思想に共感した海外の農園とパートナー契約をし、WABARAを世界各国で展開。
「おへやで育てるばら」、「ばらの生体水」、化粧品開発など、新たなばらの楽しみ方の創造にも注力する。

Farm

営み全てがWABARAである

Farmの風景、土、空気、私たちの気配。
見えるもの、見えないもの、その全てが関わって、その一つの結晶として、和ばらが咲いていると考えています。



→ 会社概要ページ

Farm to home

和ばらがお手元に届くまで

ばらの作出

ばら作家、國枝啓司の目指す花は、自分が一番「ときめく」花。
何よりつくり手である自分自身が、惚れ込んだ花です。
ばらが今まで苦手だと思っている方にも喜んでもらえるような、草花のような楚々としたばら。それでいて、ばららしくないばら、みなさんが見たことのないようなばらを目指しています。
育ててくださる方には「〇〇ちゃん」と呼んでもらえるような、そんな身近に感じるばらを生み出します。

森に学ぶ、調和と共生

私たちは、植物自体が「生きている」ということを大切にし、生き物ならではの咲き姿の変化や香りを感じることのできる「いのちを感じるばら」を育てたいと考えています。
そのためには、ばら自身が置かれた状況を感じ、花を咲かせるために工夫をし、自立して育つ必要があると考えています。
そしてそれは、自然に咲く野花のように、周りと調和し共生する環境でこそ、自らの命を輝かせて咲く花が育つと考え、山や森に倣った環境でばらを育てています。

土づくり

自立したばらを育てるために不可欠なのが「土」。
ふかふかの土には、たくさんの生き物が生活しています。
目指す土の状態は1グラムの土に10億匹の微生物がいる環境。
多様な生き物たちが共存してこそ、安定化し良い花が育ちます。
私たちが過剰に干渉しすぎても、環境のバランスを崩します。
間合いを見極め、生き物たちの種類と量が減らないよう、環境と秩序を保つ仕事をしています。

花の収穫

切り花は一日に2回朝夕、食用のばらは収穫時期は午前中に収穫します。
季節、その日の気候、品種の特性やお客様のご要望を踏まえ、収穫するタイミングを変えています。
栽培では、いかに花の力を引き出すかを考えますが、収穫後は。いかに蓄えている力を落とさないかを考えます。

花をつける水

お花をつける水も特別な水は使いません。
水道から出る水をそのまま使っています。
自然に育った花は、実はそれほど養分を欲しません。
こまめな水換えと、容器を綺麗に保つことを大切にして管理しています。

品質管理

収穫後のお花は、そこからは育つことができません。
なのでお花たちを傷つけないよう、長さに分けて顔の向きを揃えます。
またエネルギーを減らさないように、下葉を取り、 水揚げをして冷蔵庫で保管します。
冷蔵庫内は除湿器やフィルターを入れ、 多湿による花の傷みや病気の発生を抑制しています。

History

1976
國枝啓司、バラ園に就農
1981
國枝啓司、育種家としての活動を開始
1993
今上陛下、皇后のご成婚に際し、雅子皇后直々に選んでいただいた品種「プリンセスマサコ」を献上
2000
神戸元町のシンボルローズ「ときめき」を開発
2003
國枝啓司独立、農園「Rose Farm KEIJI」を設園
2006
國枝健一が就農
2007
オリジナルローズを「和ばら」と命名
2014
Rose Universeとして法人化
コロンビア(Alexandra Farms)で切り花栽培テスト開始、海外輸出開始
2015
ケニア(UHURU Flowers)で切り花栽培テスト開始
アメリカ(Green Valley Floral)で切り花栽培テスト開始
2016
コンセプトショップ「WABARA Café」オープン
食用WABARAの開発に着手 WABARAウォーターの開発に着手
2017
新Farm竣工
ケニアで育ったWABARAの世界での販売がスタート
コロンビアで育ったWABARAの世界での販売がスタート
イギリス(The Real Flower Company)で切り花栽培テスト開始
2018
アメリカで育ったWABARAの販売がスタート
フランスのセリクール庭園にWABARAの庭 “LE CLOS DES ROSES KEIJI” が誕生。和ばらを定植
2019
シャルロット・ペリアン女史に捧げるばら、「Rose Charlotte Perriand」を作出。ルイヴィトン美術館で開かれた、没後20周年の大回顧展のオープニングで特別ゲストに配布。またこのばらとペリアンさんをイメージした香水「Rōzu」がAesop社より発表される
「WABARA Café」閉店
メキシコ(Flores de Chiltepec)で切り花栽培テストの開始
2020
「Rosie〜お部屋で育てるばら〜」の発表
「WABARA refresh mist」の発表
ACE HOTEL KYOTOにて、無人販売所「Sunday Rose Market」開始
メキシコで育ったWABARAの販売がスタート
2021
エクアドル(roseprima)での切り花栽培テストの開始
東京事務所開設
WABARA SKIN CAREプロダクト販売開始
2024
エクアドルで育ったWABARAプロダクトの販売開始
2025
美容サロン向けWABARAの原料・プロダクトの講習開始
WABARA FARM SHOP&CAFE開業予定


さらなるばらの新たな楽しみ方、可能性を追求して日夜ばらに携わる

To the world

「世界の花屋さんに並ぶばらを作りたい」と夢を抱き始めた育種は、WABARAという形となり、想いに共感してくださった世界各国のパートナーのファームでも栽培され、そこから世界各国に向けて出荷されています。

  • Colombia

    Alexandra Farms

    コロンビアの首都、ボゴタから車で約1時間の郊外ののどかな場所に、広大に広がるバラ園Alexandra Farms。標高約2600mの昼夜の温度差が大きく、また年中気候の安定した場所で育てられるWABARAは、発色が良く、大きく育ちます。

  • Kenya

    UHURU Flowers

    ケニアの霊峰、マウントケニアの中腹、標高約2600mに位置するUHURU Flowers。Alexandra Farms同様、美しい自然と水、そして強い日差しで育ったWABARAは、色が濃く、サイズも大きく育ちます。

  • USA

    Green Valley Floral

    カリフォルニア州の中部サリナスの広大な平野の中にある農園、Green Valley Floral。
    カリフォルニアの日差しと、乾燥した気候、昼夜の寒暖差。良質のワインが育つように、高品質なWABARAが育っています。

  • Mexico

    Flores de Chiltepec

    メキシコシティから約100km。標高約2400mの場所で、広大な農場を営むFlores de Chiltepecは、メキシコ一の花生産を行う農園。メキシコの豊かな土壌と日差しでそだつWABARAは、鮮やかな発色のエネルギッシュなWABARAが育っています。

  • Ecuador

    rosaprima

    エクアドルの標高約2,800mに位置するアンデス山脈の高地で品質の高いバラを生産する農園。
    昼夜の温度差、豊富な日射量と時間が育むWABARAは、色もしっかりとのり、サイズも大きく育ちます。

  • France

    Les Jardins de Séricourt

    北フランス、パドゥカレー県にあるLes Jardins de Séricourtは、豊かな自然の美しさと植栽のアートが融合した素晴らしい庭園。その庭園のコンセプトエリアの中の一つに「Le clos de roses Keiji」(啓司の畑)という日本の風景とWABARAを融合した庭園が誕生しました。