8/3のインスタライブでお話しした内容の一部をまとめました!(少しプラスの情報も!)全てを記載できていないのですが、ご参考になれば幸いです。
Part 1 資材編と Part 2 の質問回答編にわかれています。Part 1の資材編では、おすすめの資材について、選んだ理由や使い方をご紹介しています。
▷Part 1はこちら
Part 2ではライブ配信でお答えしたご質問をご紹介します*
*苗の状態や、環境がわからないので、文面からの推測となりますのでご了承ください。参考にご自身の苗の状態を見て取り入れてください🧑🌾
(また同様のケアをご案内した質問は割愛していますのでご了承ください)
Q 弱っている子と元気な子で肥料のあげ方は変わりますか?
元気がない子には、肥料をあげることよりも、まず体調を整えることを優先します 🤒
弱っている子は、肥料を<与える>というよりは、まずは<整える>。
根の状態や環境を良くしてあげることが大切です。
リキダス、WABARAソイルドロップを使用すると、土中環境を改善し、根っこの状態をよくします。またシリットを使うと、水質悪化を防ぐことができるので、土中内の環境が安定します。
このようなアプローチをしてから、肥料を与えるようにすると良いと思います。
Q 3月、6月、9月で緩行性肥料を与えていますがこれで十分でしょうか?
おそらくお外で育っていらっしゃるかと思いますが、状況がわからないので、一概に十分か、大丈夫かとはいえないのですが、植物の状態を見てアプローチを考えていただけると良いと思います。
特に今のような酷暑の時期は、人の夏バテと同じで思うように根っこからうまく養分を吸収することができません。
そのような場合は、土中環境を整えること(リキダス、WABARAソイルドロップなどの使用)、地温を下げること(マルチング、鉢の場合は鉢を直射日光から防ぐなど)、花を咲かすなどのエネルギー消費が多いものを抑えること(リシューテイング:蕾の段階で蕾部分を切り、次に出てくる新芽を落とす。これを3週間程度続けてから剪定する)などするのも一つの方法です。
このように時期や状態により「肥料を追加が必要なのか」もしくは「エネルギーの消費を減らしたげるほうが良いか」を判断することが大切だと思っています。
また土が健全な状態で光と水があれば、エネルギー消費を調整することで、良い時期に良い芽が吹き、花や枝数を増やすことができます。
抽象的な返答ですみませんが、いかがでしょうか。
Q 最低気温も25度下回ることがないのですが(東京)、高温でも散布できる薬剤はありますか?
屋内で育てられているのであれば、ベニカマイルドが安心して使えます!
外の場合には症状や内容によりますので、詳細がわからない中では答えることが難しく...。夏のお手入れ方法をこの後のご質問で回答しておりますので、ご参考になれば嬉しいです。
Q 害虫駆除はどうやってされていますか?
それぞれの環境に合わせて、ご検討ください🧑🌾かなり本格派なものが多いですが…
🔎スリップス
https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700209726502410
Farmでも使っています。フェロモンにより誘引し捕虫するという形ですので、使用場所や使い方によっては逆に外から誘引してしまうことが起こりえます。ある程度スリップスが繁殖してしまっている際の絶対数の減少を目的として使用いただくことをおすすめします。
ちょっと本格派ですが、赤いライトを日中照らすことで予防できます。(夜明け前1時間、日没後1時間がWABARA FARMでの設定)
https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700259243702288
🔎これからの大敵!夜のヨトウムシ(蛾) 対策
🟢緑のライト:https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700259241769217
🟠緑のライトの色が気になる方にはこちらもおすすめです
https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700259242807173
🔎コガネムシ
https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700259243296262
外の場合には暑さ対策と一緒にこちらもおすすめです
土の表面に網戸のようなネットをひいて、上からマルチします。
反射するマルチング資材を、使うのがおすすめです。暑さ対策として、鉢植えの場合には、鉢の外巻くのもおすすめです。
マルチング資材
https://room.rakuten.co.jp/room_wabara/1700259389728260
表面、鉢の周り、鉢近くの地面などに敷くとスリップスの予防効果及び遮熱効果があります。反射することでスリップスが飛べなくなりますので、土がつくなどして汚れた場合は、綺麗に洗い流してください。
またアルミによる遮熱効果(日傘効果)があり、地温の上昇を抑制します。
Q 猛暑でばらが枯れそうです。猛暑の時に何かできることはありますか?
こちらの質問を下さった方も、マルチの方法として上記をお試しください🧑🌾
Q ヒョロヒョロ伸びるだけで花芽がつきません。切ってしまう方が良いのでしょうか?(状況:化成肥料をあげて、日当たりも良く、株自体は元気に育っている)
Q 根元のシュートを出させて枝かずを増やして育てたいです。秋や春まで待った方が良いでしょうか?
夏には枝かずを増やさない方が良いでしょうか?
どちらも「リシューテイング」という方法が有効です。
蕾の段階で蕾部分を切り、次に出てくる新芽も落とします。その次にでた新芽も落とすということを3週間程度続けます。その後、本葉部分(5枚葉または7枚葉の部分)の葉の付け根の1cm程度上部分から剪定します。
成長点を止めることで強制的に栄養を蓄えさせ、ある程度蓄えた後に伸びて欲しい部分から良い芽を出させる方法です。
カットする位置は枝を増やしたい場所の上や、長さを揃えたい場所で大丈夫です🧑🌾
Q 片方だけニョキニョキと伸びてしまいます。なぜでしょうか?お花は何時ごろ咲くのでしょうか?
お花が咲くのは環境や状況にもよるのでお伝えが難しいのですが...
片方だけ伸びてしまうのは、ばらは高さがより高い方に優先的に栄養が送ってしまうためです。
剪定の際に、他の枝の高さに合わせてカットすると良いです🧑🌾
Q 猛暑でばらが枯れそうです。猛暑の時に何かできることはありますか?
Q 猛暑で新芽が枯れてしまい、そこから新芽が出なくなりました。全体的には元気ですが、どうすればいいですか?
新芽が枯れたりするのは、新しい芽を成長することよりもまずは本体の生命維持の方を優先した結果だと考えていただくと良いです。
暑さ(高温)からくる生理障害で、肥料が吸えない状態であったりすることもあります。
リキダスやWABARAソイルドロップなどの資材を使って土中環境を改善することや、外の場合はマルチング資材や日陰を作るなどし、土中温度や日射量の調整をすると良いと思います。
また、枝を短く切ったりせず、花芽部分だけを飛ばして脇芽を取るなどし、強制的に株に栄養を蓄える方法が夏場の管理としてはおすすめです。
お外であればコガネムシ対策 🪲も大切です。コガネムシ対策のところでご案内したマルチの方法は、土の温度上昇も抑えられるのでぜひお試しください🪲
Q 夏の暑い時期に、外で育ててる薔薇にも液肥をあげても大丈夫でしょうか?
肥料よりも暑さ対策と根のケアをしてあげるのが良いかと思います。
液肥よりもリキダス(こちらは栄養剤です)またはWABARAソイルドロップをお試しいただくのが良いかなと思います。
上記でご紹介しているマルチ(黄金虫対策も!)、鉢の場合は鉢自体に直射日光を当たりづらくする工夫(スリップス対策を兼ねて反射のマルチ資材がおすすめです)もしていただくと安心かなと思います。
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以上となります。ライブでお話しいた雑談などもとても楽しかったので、アーカイブが残せていないことが本当に申し訳ないのですが...みなさまのご参考になると嬉しいです。
個別にDMやメール等で育て方に関するご回答をすることは難しいのですが、
今後も定期的に質問回答のライブや動画配信などをしていく予定ですので、ご参考になれば幸いです。
猛暑でばらも人も大変ですが、みんなで乗り切りましょう🍧!
<おまけ🧑🌾>
他にも國枝啓司のおすすめ資材のご紹介はこちらにまとめています。
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