How to make "edible roses"
生み出し、育て、抽出する

土づくり
切り花同様に大切な「土づくり」。
美しいバラをつくることと美味しい野菜をつくることは同じだということに気付き、始まった食用ばらの栽培。 多様な生き物たちが数多く共存してこそ、安定化し良い花が育ちます。

無肥料・無農薬
食用に育てるばらは、有機JAS基準に則り、いわゆる無肥料・無農薬で育てます
また品種により適正環境が違うので、完全露地栽培だけでなく、屋根付きの場所での栽培など、品種特性により環境を分けて育てています。

収穫
収穫は気温が上がりきらない午前中の早い時間に行います。
一輪一輪手づみで行います。
最盛期には収穫祭を行うなどして、みんなでたくさんとれた喜びを分かち合います。

花びらのみを抽出する
一般的にローズウォーター の抽出には、ガクの部分も含み抽出されます。
当園の生体水は、花びらのみをとりわけ、花びらのみを抽出します。
個性の違うバラたちのフローラルな香りをそのまま楽しんでいただければと思います。

低温真空乾燥
抽出は低温真空乾燥機を使います。
釜内が真空になり、沸点が下がり、抽出時の温度が45℃以下になります。 そのため熱に弱い成分も採れること、また酸素がなくなるので酸化を抑えて抽出・乾燥させることができます。

ばらの生体水
肌のバリアゾーンを通過できる分子量500より低い分子量200以下が大半と小さく、浸透性がとてもよいという研究結果が出ています。 また、成分含有率が、精油と同等以上という研究結果もあり、ばらそのものの香りの力を摂り入れることができます。
お水、白湯、炭酸水などに入れると、爽やかに香りが広がります 参考:2014 アロマトピア124号「低温真空抽出による細胞水(セルエキストラクト)の有用性」

乾燥花びら
香り以外の揮発しない成分は乾燥花びらに残ります。そのためばらの成分が凝縮した結晶とも言えます。
茶葉として使用したり、ドライハーブのように食材として使用します。
また細かく砕くと香りと甘みが増す特性があります。

ばらの効果効能
ばらを食べること、またばらを香ることの効果は古来から様々な研究結果があります。 主なの効果として、鎮静効果、皮膚免疫効果、抗炎症、免疫向上、健胃作用、鎮痛・殺菌作用などがあると言われています。
参考:薔薇のパルファム|求龍堂 蓬田勝之 著

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