WABARA
ROSE
PLANTS

ばら苗 / 園芸用品

WABARAの園芸苗

INDOOR
ROSE PLANTS

「おへやで育てるばら」

朝、目覚めると昨日よりも少し綻んだ蕾。少しずつ色づきはじめた。
それから数日、いつの間にか花がさいていた。
楚々とした美しさに、日々、心がときめく。

満開になった花。
少しずつ色褪せながらも、まだ健気に咲いている。
茶色くなった花柄にもまた、愛おしさを感じる。

花が終わり、少し寂しさを感じていると、ひょっこり葉の元から新たな芽が伸び始めている。
緑の葉っぱは、次の花を目指しているのだ。

大きな変化が毎日あるわけではないけれど、一日一日、少しずつ変化し成長している。
なにげなく眺めることが楽しい。
日々の発見、毎日のときめき。
おへやで育てるばら。

BASIC CARE

お手入れ方法

植木鉢でなくても大丈夫。カップやお皿などのお好きな器に入れて、明るい場所に置くのがきほんです。
受け皿の水位は、培地の底が5mm〜1cmほど浸る程度を目安にしてください。
ただし、常に水をため続けるのではなく、水がなくなってキューブが少し軽くなってからたします。
花が終わったあとも、環境が合えば繰り返し花を咲かせることができます。

私たちの失敗例や、お客様の育成不良の事例を見ても、うまく育たない原因の90%以上は水のやりすぎです。
おへやで育てるばらは「水を切らさない」よりも、「少し乾く時間をつくリ、土の中に新鮮な空気を送る」ことを大切にします。

まずは基本の水やりと管理方法を動画でご覧ください。
水をため続けず、「水がなくなって少し軽くなったら足す」のが基本です。

(1)水やり
お好みの器に苗を置き、底から0.5〜1cmほど培地が浸るように水を入れます。
水がなくなったらすぐにたすのではなく、キューブが少し軽くなるまで待ってからたしてください。
ずっと培地が湿った状態が続くと、培地の中の水が傷み、根腐れの原因になります。
ばらは乾燥気味の土壌を好むため、水は少なめにし、培地にも空気が行き渡るように管理するのがおすすめです。

水やりの間隔が空いてキューブ全体が乾いてしまった時は、1/3~1/2ほどの高さの水に1分ほどつけて水が行き渡るようにします。

長期外出の際は、いつもより少し窓際から離し、高温になりすぎない場所に置いてください。
水深を上げるのではなく、トレイのような表面積の広い容器に入れて、通気性と水の量を確保しておくと良いです。

* 「WABARA AG+ LIQUID」や「東京8」を使うと、水が傷みにくくなり、日常の水管理を安定させやすくなります。
* 小さい苗や剪定後の苗、少し弱った苗は水を吸う力が弱いため、より通気性を上げる必要があります。
キューブがしっかり軽くなるまでしっかり待ち、縁が低く口の広い容器で通気性を上げることが大切です。
(2)肥料
肥料は液体肥料がおすすめです。基本は薄めに、こまめに与える方が失敗しにくいです。

WABARAおすすめの基本レシピは、
・ハイポネックス 1000倍
・WABARA SOIL DROP 1000倍
・WABARA AG+ LIQUID 1Lあたり3滴
さらに水や培地環境が気になる時は、「東京8」の500倍液をたすと良いです。

水に養分とミネラルを入れながら、水が傷みにくいバランスを意識した配合で、500ml〜1L程度で作り置きし、冷暗所で保管して使うこともできます。

根の状態が不安定な時や、臭い・ぬめりが気になる時は、肥料を濃くするのではなく、まず水と培地環境を整えることを優先してください。
(3)置き場所
室内は日照不足になりやすいため、なるべく明るい場所に置いてください。
光合成ができる環境を確保することで、株が健やかに育ちやすくなります。

ただし、真夏や真冬、また曇天続きの後の強い日差しや、急な高温には注意が必要です。
明るい場所を選びつつ、気温が高くなりすぎたり低くなりすぎたりしないようにご注意ください。

光が少ない場所で育てたい場合は、植物育成ライトの併用もおすすめです。
(4)うつわ
通気性が必要なので、器の側面とキューブの間に少し隙間ができる大きさの器をお選びください。
とくに小さい苗は、縁の浅い通気性の良い器の方が管理しやすいです。
まっすぐ置かなくても大丈夫です。横でも、斜めでも、ハンギングでも、枝ぶりを楽しんでください。
(5)寄せ植え
複数の苗を一つの器に入れて、寄せ植えをすることもできます。
自由な発想で、新たな楽しさを発見してください。

STEP UP CARE

植え替え・屋外での育て方

おへやで育てるばら mini は、そのままコンパクトに楽しむことも、室内で植え替えて少し大きく育てることも、さらに外に出して通常のバラ苗として大きく育てることもできます。
育てたい大きさや飾り方に合わせて、育て方を選べるのも特徴です。

(1)そのまま小さく楽しむ
おへやで育てるばら mini は、そのまま小さな姿を楽しみながら育てることもできます。
上部の下部の大きさと、根の量は基本的に比例しています。
大きくしたくない場合は、のびてきた根を切り、上部も切り戻すことで、大きさをある程度制限しながら育てることができます。

miniのような固まった培地のままであれば、寄せ植えにして箱庭のように仕立てたり、苔玉や mini 盆栽のようにして楽しむこともできます。
小さな苗ならではの世界観で育てていく。おへやで育てるばらminiならではの新しいばらの楽しみ方です。
(2)室内で植え替えて楽しむ
室内で植え替えて楽しむ場合は、レカトンやセラミスのようなハイドロカルチャー用の通気性の良い用土がおすすめです。
植え付ける時は、培地部分が5mm~1cm程度見えるように植えます。これはもともとの培地全体を土で覆ってしまうと多湿になり、根腐れを引き起こす可能性があるからです。

水やりは、培地部分に直接与えるのではなく、レカトンやセラミスの部分(元々の培地の周り)に与え、根が外側へ伸びていくようにします。
鉢にもよりますが、概ね1か月ほどすると底面から根が見え始めるので、そうなると底面給水栽培に移行しても大丈夫です。底面給水の場合は、上部はカラカラになりますが問題ありません。
(3)鉢の選び方と用土の組み合わせ
横にスリットの入った鉢や Airpot のような通気性の高い鉢を使うと、側面からも空気が入り、根がより機能的で美しく育ちやすくなります。

Airpot やマジカルポットのように通気性が高い鉢では、レカトンやセラミスよりも少し保水性のある WABARA Nursery soil も使いやすく、外での栽培に向けたステップアップ用の土としてもおすすめです。

一方で、スリットのない鉢では、通気性を補いやすいレカトンやセラミスの方が扱いやすいです。
(4)外で大きく育てたい場合
外で大きく育てたい場合は、まず室内で鉢上げした鉢の状態で1か月以上育ててから植え替えるのがおすすめです。
先に通気性の良い根の基礎をつくっておくことで、その後の生育が安定しやすくなります。

その後は、今ついている土をあまり落とさずに、6号以上、できればより大きめの鉢にバラ用の土を入れて植え付けます。
もちろん、そのまま地植えにしていただいても大丈夫です。

外への植え替えは、夏や水が凍結してしまう時期は避けてください。

この段階の植え替えでは、元々の培地部分の上に土がかぶっても問題ありません。
その後の管理は、一般的なバラ苗と同じように行ってください。

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SUPPORT ITEMS

お役立ちアイテム紹介

おへやで育てるばらを、より安定して楽しむためのおすすめ資材をご紹介します。
それぞれ役割が異なり、
「水を整える」「培地環境を整える」「栄養を与える」「葉をケアする」「光を補う」
という考え方で使い分けるのがおすすめです。

水を整える:WABARA AG+ LIQUID FLOWER & PLANTS
水が滞留することで発生する、根腐れの原因となる菌と臭いを抑制します。
土中環境をよくするので、健全な根の成長をサポートします。
苗だけでなく、切り花用のヌメリなどの水質悪化を抑制する資材としても利用できます。
付属のスポイトで、苗の場合は300mlに1滴、切花の場合は1Lに1滴の濃度で水に混ぜて使用します。
培地環境を整える:東京8
多様な微生物の力で、培地環境を整え、根まわりを健やかに保つための微生物活性資材です。
おへやで育てるばらでは、水質保持、善玉菌優位な環境づくり、葉面散布による株全体のコンディション維持を目的として使えます。

通常の灌水や葉面散布には500倍程度、初回の吸水補助やフラッシング時には10〜100倍程度を目安にご使用ください。
根傷みした苗のリセット時にも活用しやすい資材です。

殺菌剤との併用はおすすめしませんが、WABARA AG+ LIQUID、ハイポネックス、SOIL DROP、LEAF MIST との併用は可能です。
開封後は高温多湿・直射日光を避け、できるだけ早めに、目安として1年程度で使い切る運用がおすすめです。
土中環境・活力補助:WABARA SOIL DROP
水やりの際に少し混ぜることで、土壌pH・ECを整え、有効微生物の活性化を助け、健全な土壌環境になるようサポートする植物活力剤です。
海洋性珪藻土由来のエキスで、ミネラルのほか、有機酸(フルボ酸・フミン酸)、アミノ酸、多糖類などを含みます。

高温期の生理障害の軽減や、植え付け時の発根促進など、植物が受けるさまざまなストレスをやわらげ、健やかな生育を助けます。

水やりの際は1000〜2000倍を目安に薄めて使用します。
おへやで育てるばらでは毎回の水やりに、外の園芸ばらでは10日〜2週間に1回程度の使用が推奨されています。株の調子が悪い場合は1000倍程度で続けて使用できます。
植物を引き締める:WABARA LEAF MIST
コメのもみ殻から作った植物由来のミネラル「ケイ素」のスプレー。
葉っぱに散布することで吸収され、高温や低温、光の不足など多くのストレスを緩和し、植物の環境適応能力を高める手助けをします。
使いやすい液体肥料:ハイポネックス
ロングセラーで広く販売・認知されている液体肥料ブランド
おへやで育てるばらの場合は、500~1000倍程度に希釈し使用します。濃度が濃すぎると根を傷めることがあるので、高濃度にならないように気をつけてください。
AG+LIQUID、SOIL DROPと一緒に混ぜて使用しても問題ありません。
光を補う:植物育成ライト
光が少ない場所で育てたい方は、植物の成長促進のために作られた植物育成用ライトの使用がおすすすめ。
電球、パネル、蛍光管などのタイプがあります。
太陽光の波長域に似せて作られているため、演色性が高いです。そのため写真撮影などにもおすすめです。
お好みのサイズ、光の色で選んでください。
光量計測アプリ「PHOTONE」
花が咲くために必要な光の量を知ることができる無料のアプリ。
iPhone、アンドロイドどちらにも対応しています。
PPFD(光合成に有効な光の量)とDLI(有効な光の量を時間合計した値)を測定できます。
WABARAの調査では、概ねPPFDで150以上、DLIで3.0以上の環境で花芽がつきやすくなります。

PRUNING

切り方・整え方

おへやで育てるばら mini の剪定は、一般的な外で育てるバラの剪定とは少し考え方が異なります。
「株を休ませる」「大きく更新する」ための剪定というよりも、形を整えたり、芽の出方を調整したり、それぞれの枝ぶりや個性を楽しむための剪定です。

(1)おへやで育てるばらの剪定の考え方
おへやで育てるばらmini や室内鑑賞用に植え替えた苗は、外でのばら苗のように「株を大きくするための剪定」や「冬場の剪定」と同じように考える必要はありません。
形を整えたり、芽の出方を調整したり、今のサイズ感を楽しみながら育てていくために自由に切っていく剪定になるので、正解や間違いがありません。
(2)花が咲き終わった後
咲き終わった花をすぐに切らず、そのままにしておくと、近くから新しい芽が伸びてきて風情のある姿を楽しむことができます。
自然な変化を楽しみたい場合は、そのまま少し様子を見ても大丈夫です。

すっきり整えたい場合は、咲き終わった花の少し下で切り戻してください。
その後、新しい芽が動きやすくなります。
(3)一方向にだけ伸びてしまった時
一箇所だけが強く伸びてしまう場合は、その枝を切るだけでなく、株を横に倒すようにして置くことで、別の場所から芽を出させやすくすることができます。
これは「頂芽優勢」という上部の方から新芽を出しやすい特徴を応用した方法で、つるばらの誘因や、切り花の栽培現場で使われています。

培地は一部分が水に浸かっていれば水を吸いますので、真っ直ぐではなく倒して育てることで、また違う枝ぶりに変化していきます。
置き方や場所を変えることで芽の出方や枝ぶりが変化していくのも、おへやで育てるばらの面白さのひとつです。
(4)小さく保ちたい時の切り方
コンパクトに育てたい場合は、のびた枝先を軽く切り戻したり、根を整理したりしながら、大きさをコントロールしていきます。
上部だけでなく、必要に応じて根も少し整理することで、小さな姿を保ちやすくなります。

寄せ植え、苔玉、mini盆栽のような仕立て方を楽しみたい場合にも、このような管理が向いています。
(5)一般的な切り戻しもできます
一般的なバラと同じように、やわらかい先端を摘むソフトピンチをして株を太らせたり、5枚葉の上で切って良い芽を出させたりすることもできます。

DISEASE

調子が悪いときは

おへやでばらを育てるときに一番注意することは、「根腐れ」。
水が滞留したままになり、水質が悪化すると根が傷むので、通気性をよくし、水を清潔に保つように気をつけてください。
そのほか、室内で苗に発生する虫・病気はほぼ以下の2つになります。

根腐れ
水があるのに葉っぱの元気がなくなってきた、下葉がじめっとしたまま黄化する、根がじとっとして黒っぽい、培地の臭いや滑りを感じる、水が減りにくい、といった時は根腐れの可能性があります。

おへやで育てるばらは、水が多いことそのものよりも、培地の中の水が傷み、空気不足になることで根が弱ってしまう場合があります。
とくに季節の変わり目や、小さい苗、日照不足で水の減りが遅い時は注意が必要です。

その場合は、東京8の100倍液、または米酢を1000倍に薄めた水を上部からゆっくり流し、根を切らないようにやさしく揉みながら、培地の中の水を入れ替えてください。
このように培地の中の傷んだ水や汚れをやさしく入れ替え、根まわりの環境を立て直す作業をフラッシングといいます。

フラッシング後は、最後に一揉みして余分な水を少し出し、一旦キューブが軽くなるまで乾かしてください。
その後は、乾いたら培地の下1/3〜1/2ほどを1分ほど水につけて吸水させ、水のない通気性の良い器に置く方法か、0.5cmほどの少ない水で底面給水する方法で、しばらく慎重に管理してください。

場合によっては一旦葉が落ちることがありますが、2週間ほどして新芽が動き始めると回復していくことがあります。
不調時は肥料を足す前に、まず培地環境と水の状態を整えることを優先してください。
ハダニ
葉の色がかすれたように薄くなる、葉裏に細かい虫がいる、クモの糸のようなものが見える時は、ハダニの可能性があります。

ハダニは乾燥した環境で発生しやすく、室内でも風通しが悪く葉の裏にほこりがたまりやすいと増えやすくなります。

予防としては、葉の表裏をやさしく水洗いしたり、株全体をさっと水につけて濯ぐようにして、葉裏の汚れや虫を落とすのがおすすめです。
発生してしまった場合は、葉裏を中心に丁寧に確認し、見つけたハダニは手で潰してしまうのが効果的です。

あわせて、ベニカナチュラルやカダンセーフなどのスプレーを使い、葉の表だけでなく裏面にも丁寧に散布してください。
散布は晴れた日の午前中に行い、散布後にしっかり乾くようにするのがおすすめです。
うどんこ病
葉やつぼみ、茎の表面に白い粉をふいたようなものが見える時は、うどんこ病の可能性があります。

風通しが悪い時や、株が弱っている時、急な環境変化があった時などに出やすくなります。

見つけた葉は早めに取り除き、広がらないようにしてください。
ベニカナチュラルやカダンセーフなどのスプレーでケアするのがおすすめです。

散布する時は、葉の表面だけでなく裏面にも丁寧に行い、その後しっかり乾かしてください。
明るさと風通しを見直し、株全体のコンディションを整えることも大切です。

ばら苗

次回のおへやで育てるばらの販売は、2026年4月13日(月)21:00-「おへやで育てるばらmini」、4月14日(火)21:00~「シャルロット・ペリアン」となります。

おへやで育てるばらのお取扱店



*各店舗の在庫状況については直接取扱店舗へお問い合わせください。
*苗のお取扱をご希望の方は、<Businessページ>の問い合わせフォームよりご連絡ください。